箱入り娘のとんだ勘違い|水道代ってなんですか?





こんにちは、アラサーOLのももこ(@momoko30around)です。

いきなりですが、わたくし、元箱入り娘でした(=゚ω゚)ノ

高校卒業するまで、ろくに包丁を握ったこともなく、洗濯なんて一度もしたことがなかったわたしが、大学入学とともに強制的に一人暮らしをすることになり、一人暮らしを始めた当初は、箱入り娘によるとんだ勘違いがたくさんありました。

わたしのしくじりを反面教師に、ぜひ娘さんや息子さんに伝授していただきたいと思います!


お湯はお湯で出てくるものだと思ってた

初めての一人暮らし初日のことです。

新しい家具・家電が一通りそろったところで冷蔵庫の電源をオンにしようとしたところ、全然通電しない。

そういえば、部屋の内覧をしたときに不動産屋さんがブレーカーを付けてたことに気づいた私は、ブレーカーをONにして冷蔵庫を使い始めました。

開梱しているうちに手がだんだん汚れてきて、手を洗おうとキッチンの蛇口をひねったら水が出てきました。

そのときの季節は春。ちょっと肌寒かったのでお湯が出る蛇口をひねってみたものの、お湯は出ませんでした。

ずーーーっと待ってみたものの、一向にお湯はでない。

あっ!私の部屋までお湯がまだ届いていないんだ!と謎の納得感。

そう、この時点で私は、水がガスや電気でお湯に変わることを知らず、お湯はお湯で出てくる仕組みだと思ってました(´・ω・`)

当然、引っ越し前にガス会社へ連絡していないので、ガスはすぐに使える状態ではなく、それに気が付くのに2日かかりました・・・。


いきなり食べ物に困り果てる

夜になったらお湯来るかな~?と思いながら、夜になり、お腹が空いてきました。

家の近くにスーパーがあるのは内覧時にリサーチ済みだったのでスーパーへ行ってみると、なんと改装工事中でお店やってない!

あちゃーっ、食べ物持ってきてないし・・・どうしよう(´・ω・`)
と困り果てるわたし。

当然、家の近くに何軒もコンビニがあるわけですが、その当時のわたしはコンビニでご飯を買ったことがなく、カップ麺も口にしたことがなかったので、お腹が空いたからと言ってコンビニが頭の中には浮かんでこないのです。

結局夕飯は、実家から持ってきた白米にふりかけをかけて終了しました(笑)

スーパーの改装工事はあと2週間ほどかかると書かれていたので、母親にメールをし、おかずをジップロックに入れて冷凍して送ってもらう生活を続けました・・・。

ちなみに、いまでもコンビニ弁当はほとんど口にしたことがありません(*‘∀‘)


ガスが使えないことを知らないでシャワーを浴びようとした

白米を食べ、さてお風呂に入ろうと裸になり、シャワーの蛇口をひねったところ、水しか出ない・・・(;´・ω・)

MAXひねっても水しかでない。

もしや、壊れてるのか?そうか、明日管理会社に電話しよう。
と、シャワーを浴びることは諦め、IHの鍋でお湯を沸かし、お風呂とキッチンを何十往復し、お風呂にお湯をはりました。

今考えても、裸でお湯を沸かし、バスタブに投げ込む姿は笑えます(笑)


水道は有料という当たり前を知らなかった!

翌朝、ピンポーンとインターホンが鳴り、水道屋さんが来ました。

いつから水道使われていますか?と聞かれ、昨日から使ってますよーと当然のごとく言ったら、水道を使う際は連絡くださいと言われてしまい、しかも水道代とやらの引き落とし口座を登録しろと言われてしまいました。

えっ?水ってタダじゃないの?( ゚Д゚)

この時点で、私は水道代というものを知らず、しかもお金がかかるなんて知らなかった!
日本は他国に比べて水が豊富な国だから、水はタダだと思ってました・・・。

水道屋さんも呆れた様子でしたが、心配したのか、電気とガスは連絡していますか?と聞いてくれて、わざわざ連絡先の電話番号を教えてくれました。

失礼ついでに、お湯が出ないんですが、なんでだと思うか聞いたところ、お湯はガスが点かないとお湯はでないと言われ、超ショック!!

お湯っていつでもどこでも湧いて出てくるものだと思ってた・・・。

そういうわけで電気会社とガス会社に電話をしたところ、最短で翌日にしか来れないと言われてしまったので、その夜のお風呂もキッチンとお風呂の往復でした。


親が当たり前なことは、子供にとってはそうではない

うちの親は、当然、水道光熱費というものがあって、それぞれお金を払って使えるものだという認識がありますが、それをわざわざ子供に言ったりしません。

でも子供は、その当然を知らないわけで、毎日当たり前のように水や電気やガスが使えていることをいいことに、なにも疑問を持たずに18年間生きてきました。

その18年の間に、家事を手伝ったりしておけばよかったのですが、全くやらなかったため、こういうことになってしまったと反省しています(´・ω・`)

このままじゃうちの娘は生きていけないかも!
という親の危機感により、強制的に一人暮らしをさせられたのだと後々知ります。

この一人暮らしをきっかけに、私はいろんな勘違いを正してきましたが、これはまだまだ序の口です。

今日の教訓。

水は湧いて出てくるものではなく、有料(´・ω・`)